ひみったんと劇場版「AIR」見てきたー

ラストの出崎演出っぷりに爆笑したのは秘密です、ひみったんと行っただけに。
止め絵の連続のあとにあぼーんして抱きしめて3回パン(縦)でもう「キター!」とか思った。
真下社長と同じネタ監督だと思ってしまってるらしいおみ、ファンの方ごめんなさい。
前段階の止め絵の時にベルばらちっくな曲でも流れたもっと笑えたんだけど、流石にそんな曲は流れなくてな。


個人的にはカメラ描写がクソだったのが許せない映画。
ブライトフレームの採光窓をフラッシュだと思ってやがる。
手巻きのレンズシャッターのカメラにフラッシュなんて搭載する訳がないだろうに。
巻き上げの音も入ってなかったけど。シャッター切った音が一眼レフの音じゃなかったのだけが唯一の救い。
一眼レフでもないのにファインダーにスプリットプリズムが描かれているのはお約束みたいなもんだから許すが。
カメラ描写のまともなアニメが見たい。
…ミリタリマニアが銃の描写が…と言ってるようなもんなのでスルーしてくださいw


んー出崎演出にヘンなディストーションってあるのかな?
説明し辛いんだけど、魚眼風レンズでの人物への寄りで、周囲の歪みを強調する構図と動きがあって。
でも光学的にきっちりやってる様には見えなくて単に絵が歪んでるだけにしか見えなくて。
その演出も含めて、全体的に絵が妙に狭く感じられて、登場人物達の閉じた世界であるとは終始思いましたが。


自分のイメージする鈴木清司氏の選曲ってのはなかった。
ルパンだったりベルばらだったり、そこら辺の漠然としたものだけど。
刑事物とか普通に見てたけど記憶がないのでなんとも言えない。
入るトコや映像に合わせての曲の盛り上がるタイミングは上手かった。
パンフの周防氏のインタビューによれば絵コンテ段階で曲の発注で、映像に合わせて演奏したりはしてないそうなので鈴木氏の手腕なのか。
昨日ちょこっと読んだだけなので後でじっくり読み直そう…。
パンフ、B4サイズでカバンに入らず持って帰るのが大変でしたよ、その上1,500円もするし。


音響マニア的には詐欺だと思った。
エンディングのクレジットみたらDTSステレオですよ、ポスターにはDTSと書いてあったじゃないか!
ステレオが付く付かないで全然違うんだぞバカヤロウ。氏ね。
…ま、本編見てて全く気付きませんでしたがね、アナログなんて事は。
音はフロント側がだんご三兄弟。モノラルだって言われても信じたかもしれない。
もちろんサラウンドスピーカーは完全に沈黙。
都心の映画館なんて行くモンじゃないね。初めて入ったけど、池袋のシネマサンシャイン
スクリーンが小さい上に、サウンドスクリーンの穴がデカ過ぎ。
白はギラギラしてるし、音が悪い以上に映写も悪いのですよ。
DVD、いやレンタルビデオを家で観た方が迫力も臨場感もあるわい。こんなんでよく金が取れるなと。


まだ池袋でしか使えないチケットが余ってるのですが、どなたか500円くらいで引き取りませんか?
3/4までだそうですけど。ひとまずメールで連絡を。