「予言」オフ日記(含ネタバレ)

おみが幹事なのに晴れるらしいと言われていた当日。空はどんよりと曇っている。
やっぱり雨男なのだなと思いつつも、雨は降っていないので良しとしよう。
雨が続いてた中、前日が久々の晴天だった為に特に冷え込んだ気がする。
多少鼻水が出るも幹事が休む訳にも行かないし、絶対数が少ないので不可。
実際、体調は特に悪い訳ではない。ポケットティッシュは多めに装填。


本日の映画館は立川シネマシティ。ぶっちゃけひみったんの為の選択。
幹事のおみが都心の映画館が嫌だったというのがそれを補強する要素。
待ち合わせ場所に相応しい場所がよく分からないので無難に改札前。
人数が多かったり新規参加者が居たらヤバかったかもしれない。
本日の参加者は4人。
おみ、ひみったん、ndoさん。そして当日参加が決まったすとーさん。
ndoさんが乗り換えを間違い、遅刻。それも織込み済みの集合時刻なので無問題。


時間を劇場近くHMVで潰す。「感染」「予言」サントラ有り。
HMV系ならあるのかな。前日の町田には無かったというだけで…。
のんびりし過ぎて出遅れ、座席はちょっち前の方に。
予想以上に混んでいる。ホラーって好きなんだね、みんな。


長め「笑の大学」の予告の後、音響のトレーラーはなく「感染」本編突入。
前半は経営に行き詰まってギスギスしている病院の描写。意図された不快感。心地よい。
全編、銀残し処理風(?)の色彩。ラストを強調する為の演出。
基本的に「世にも奇妙な物語」のホラー話の構成の拡大版。
事件、夢オチ(もしくは類似する形体)、でもやっぱり…といういつものフォーマット。
落合正幸監督作品内で比べると「催眠」のラストのダサさに比べれば全然良かった。
逃げてるもしくは投げ出したようなオチもいつもの事である。
本編とはほぼリンクしていなかったモロ師岡演じる外科医のエピソードが最後まで未消化で意味不明。
落ち込んでた若い看護婦がその外科医の寝てた部屋から出てきて服装を整えるヤってたと思わせる様な描写の意図も分からない。
2本立てで、ただでさえ長いのだから切ってしまっても良かったのではないか。


休憩も一切なく「予言」の上映開始。
トイレに行く客がバタバタと五月蠅いわ、扉が開くわで最悪である。
ついでに言うと後ろの席のバカ女子が本編中に喋ってるわ…。
客層が悪すぎ。立川の土地柄なのか、ホラー映画の客層の問題なのか。
もしくは時間帯ってのもあるか。一番混みそうな時間帯ではある。
本編は予想外に楽しめた。
リング0」の鶴田法男監督な訳だが、0は川井さんが音楽ではなかった。
だからおみは未見。ホラー映画自体も理由がない限り、観ない人間な為。
原作(原案?)の「恐怖新聞」は知らないが、映画のオチを観る限りは人生やり直せたらと言った話。
希望を言い出せばキリがないが適度な感動で終わるので素直に気持ちを切り替えられる。
考えてみるとそれも“世にも〜”のフォーマットに沿っている気がする。
やたら音楽と共に盛り上がるラブシーンは蛇足。要らない。
恐怖新聞」の存在意義は考えてはいけない。
我々人間が時により神と呼ぶ、気まぐれな上位階層の存在のお遊びなのだろう。
ただそれを描写するには人間の想像力と理解力は脆弱なのだ。
ラストのループ、「イノセンス」より良かったと思う。
登場人物がループと理解してるしてないという大きな差はあるのだが。
映画的には終わっても実はまだループしていたりする気もしたり。


映画の後は、最寄りのジョナサンでマターリ。
禁煙席待ちしたら異様に待たされてしまって失敗だった。
風邪気味の時にタバコはキツイので仕方ないんだけど。